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現実逃避をやめて目を見開く 衰えを自覚する強さ

40代・50代になると、若い頃と同じようにはいかないことが増えてきます。

そのことから目をそらすのか、認めたうえで進むのか。ここでは、現実との向き合い方を考えます。

見ないふりをするか

私は、現実との向き合い方には二つあると考えています。

一つは変わってしまったことに目を向けず、これまでどおりを続けようとすることです。もう一つは変わったことを認めたうえで、今の自分に合ったやり方を選び直すことです。

できないことが増えても

年を取って、できないことは増えました。体力は落ち、目も記憶も若い頃のようにはいきません。徹夜はもうできず、集中力も続かない。疲れやすくもなりました。

ただ、若い頃にも、できないことはありました。若さゆえの伸びしろがあったとしても、できないことに悩み、苦しみ、葛藤していたのです。

今の私は、できないことに対して悩んだり苦しんだり、葛藤したりすることがなくなりました。

年を取ると、いい意味でも悪い意味でも鈍感になり、開き直ってしまう部分があるのだと思います。

できることで補えばいい

できないなら、できることをやればいい。できないことは、できることで補えばいい。

私の場合ですが、年を取ってからのほうが、ある意味でタフになった気がします。年齢や衰えを自覚するところから生まれる強さとは、こういうものだと私は考えています。

目をそらさずに生きる

調べたこと

フランスの作家カミュは、意味を求める人間と、答えてくれない世界とのぶつかり合いを「不条理」と呼びました。

そして、そこから目をそらさず、屈せずに生き続けることを選びました(スタンフォード哲学百科事典)。

現実を正確に見たうえで進む、という私の考えはこの姿勢に近いと思っています。カミュたちの考え方は、以下の記事でまとめています。

関連記事:実存主義をわかりやすく サルトル・ハイデガー・カミュ

見たうえで小さく選び直す

現実を見るのは、見たうえで今の自分にできることを選び直すためです。

選び直すといっても、役割や生活を投げ出すような大きな決断でなくていいのです。今の自分に合った小さな一歩を選ぶ。その具体的な形は、以下の記事で書いています。

関連記事:人生の後半は小さな実験から お金も時間もかけない挑戦

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サムリ
50代のフリーランス。長男が生まれたときから育児に深く関わってきましたが、息子たちの巣立ちを前に、父親業の終わりの寂しさを経験しました。実存主義の考え方を支えに、52歳で初めてベースを始めるなど、小さな挑戦を続けています。モットーは「広く浅く、ただし長く」。
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