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大人の趣味はバカバカしくていい 一生懸命になれるもの

大人になってから、バカバカしいことに一生懸命になったことはありますか。

私は、この年代にこそそれが必要なのではないかと考えています。

経験者ゼロの相撲サークル

今思い出しても笑ってしまうのが、20代前半に仲間と始めた相撲サークルです。相撲をやったことのある人は誰もいませんでした。

大会は年に2回で、名前は春場所と秋場所。そのあいだの夏と冬は「巡業」と呼んで、みんなで小旅行に出かけました。

私は格闘技をやったこともなく、体を動かすのも得意なほうではありません。勝てた試しはありませんでした。それでも本当に面白かったのです。

むしろ私が面白いと感じたのは裏方でした。サークルのホームページを作り、マスコットを考え、巡業用のしおりやオリジナルのTシャツまで用意しました。仲間の喜ぶ顔が一番のごほうびでした。

裏方で盛り上げていたのは、私だけではありません。仲間もそれぞれ、自分の持っているスキルを総動員しました。

音楽をやっていた仲間はサークルのテーマソングを作曲し、別の仲間が詞をつけました。曲はどんどん増え、みんなでレコーディングして、自主制作のアルバムまでできあがりました。ジャケットのデザインは私の担当です。

映像の仕事をしている仲間は、大会を撮影して、笑えて泣ける動画に仕上げてくれました。

実はこの活動の少し前、私は精神的に参っていた時期がありました。あのとき私を救ったのは、この相撲サークルで間違いなかったと思います。

バカだなあ、は褒め言葉

「バカだなあ」。当時の私たちにとって、これはむしろ名誉な言葉でした。

稼ぎにも仕事の実績にもならないことに、あれだけ夢中になれた。振り返ると、それ自体がすごいことだったと思います。

念のため書いておくと、人に迷惑をかけて目立つ類のバカとは別物です。誰も困らせず、笑ってもらえる変なことに、自分たちの中で本気になる。私が言いたいのはそういうバカバカしさです。

52歳のベランピング

今の私にとってのバカバカしいことは、ベランピングへの挑戦だと思います。家のベランダでアウトドア気分を味わうもので、まだ挑戦しようと考えている段階です。

傍から見たら、何をやっているんだろうと思われるはずです。まあ、バカバカしいですよね。家族も「バカだなあ」と思っています。

設定に酔えるかどうか

家にいながらアウトドア気分になるには、自分もその設定に酔わないといけない。私はそう思っています。

何をバカバカしいと感じるかは、人によって違います。世間の評価や常識はいったん横に置いて、自分が面白がれるものを探してみてください。

見つからないときの探し方は、以下の記事で書いています。

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サムリ
50代のフリーランス。長男が生まれたときから育児に深く関わってきましたが、息子たちの巣立ちを前に、父親業の終わりの寂しさを経験しました。実存主義の考え方を支えに、52歳で初めてベースを始めるなど、小さな挑戦を続けています。モットーは「広く浅く、ただし長く」。
サムリ

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